黄色い風
2009-05-19(18:05)
いつもの位置で澄み切った蓮華岳の風景です。 日が昇るにつれなんとなく近くの山がかすんで 見えてきました。遠くの北アルプスがとても見にくくなりました。 アルプスパノラマロードの堤防に群生するニセアカシアの白い花が満開で、爽やかな香りに酔いしれながら走っていると・・・ こんなに綺麗な花が群生していました。ニセアカシアもこの花も外来種なんです。外来種の中には在来種を駆逐して強烈に繁茂してしまう物もあるんです。これらはその一部みたいです。 話が飛んでいますが、遠くが見にくくなる霞みの正体はおそらくこの植物の胞子(花粉)だと思われます。この黄色い塊は松の花、胞子が一斉に成熟して弾けて風に乗り漂うと、黄色い風が吹きます。車のボディーが黄色くなっているでしょう。これがその大元なのです。人によっては花粉症の原因にもなります。 皐月晴れの清清しい空気ではありますが、木々の花の季節でもあります。色々な花粉が渦巻いているのも事実、花粉症の方々、万全の体制でこの季節乗り切りましょぅぁハェークションションちくしょー!! そんな訳で夕暮れ近い蓮華岳も霞んでいます。意外とでこぼこ険しそうな山なんですね。 by kimura
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